日蓮大聖人御書
ネット御書
(一代五時継図)
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法華経 人王五十代桓武天皇の御宇伝教大師
金光明経 比叡山延暦寺止観院に之を置かる
仁王経 年分得度者二人 一人は遮那業
一人は止観業
大日経 五十四代仁明天王の御宇
金剛頂経 慈覚大師比叡山東塔の西惣持院に之を置かる
蘇悉地経 御本尊は大日如来金蘇二疏十四巻之を安置せらる
一、悲華経の五百の大願等の事並びに示現等
第一百十三願に云く我来世穢悪土の中に於て当に作仏することを得べし則ち十方浄土の擯出の衆生を集めて我当に之を度すべしと文。
第一百十四願に云く我無始より来かた積集せる諸の大善根一分我が身に留めず悉く衆生に施さんと文。
第一百十五願に云く十法界の諸の衆生無始より来かた造作する所の極重五無間等の諸罪合して我が一人の罪と為す大地獄等に入つて大悲代つて苦を受けんと文。
悲華経に云く我が滅度の後末法の中に於て大明神と現じて広く衆生を度せんと文。
涅槃経の二に云く爾の時に如来棺の中より手を出して阿難を招き密かに言く汝悲泣すること勿れ我還つて復閻浮に生じて大明神と現じて広く衆生を度せんと文。
又云く汝等悲泣すること莫れ遂に瞻部州に到つて衆生を度せんが為の故に大明神と示現せんと文。
悲華経に云く第五百願に我来世穢悪土の中に於て大明神と現じて当に衆生を度すべし文。
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