除病御書

除病御書

 其の上日蓮の身並びに弟子又過去謗法の重罪未だ尽きざるの上現在多年の間謗法の者と為り亦謗法の国に生る

、当時信心深からざらんか豈之を脱れんや、但し貴辺此の病を受くるの理或人之を告ぐ予日夜朝暮に法華経に申

し上げ朝暮に青天に訴う除病の由今日之を聞く喜悦何事か之に過ぎん、事事見参を期せん、恐恐。

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