日蓮大聖人御書全集 創価学会版
(ポケット版御書)

[目次]

一代聖教大意

<前 P0394 次>


     十地   五 薄地

          六 離欲地       思惑を断ず

          七 已弁地  阿羅漢  見思を断じ尽す

          八 辟支仏地      習気を尽す

          九 菩薩地       誓つて習を扶けて生ずるなり

          十 仏地        見思を断じ尽す

此通教の法門は別して一経に限らず方等経般若経心経観経阿弥陀経雙観経金剛般若等の経に散在せり、此通教の修行の時節は動踰塵劫を経て仏に成ると習うなり、又一類の疾く成ると云う辺もあり已上上の蔵通二教には六道の凡夫本より仏性ありとも談ぜず始めて修すれば声聞縁覚菩薩仏とおもひおもひに成ると談ずる教なり。

 次に別教又戒定慧の三学を談ず此の教は但菩薩計りにて声聞縁覚を雑えず、菩薩戒とは三聚浄戒なり五戒八戒十善戒二百五十戒五百戒梵網の五十八の戒瓔珞の十無尽戒華厳の十戒涅槃経の自行の五支戒護佗の十戒大論の十戒是等は皆菩薩の三聚浄戒の内摂律儀戒なり、摂善法戒とは八万四千の法門を摂す、饒益有情戒とは四弘誓願なり定とは観練熏修の四種の禅定なり慧とは心生十界の法門なり、五十二位を立つ五十二位とは一に十信二に十住三に十行四に十回向五に十地等覚[一位]妙覚[二位]なり、已上五十二位。

         十信   退位 凡夫菩薩未だ見思を断ぜず

         十住   不退位

  五十二位   十行

         十回向  見思麈沙を断ぜる菩薩


<前 P0394 次>


満月城岡山ポケット版御書