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P0614 次>法に依つて人に依らざれ
涅槃経六に出ず 義に依つて語に依らざれ
法四依 智に依つて識に依らざれ
一日一夜 了義経に依つて不了義経に依らざれ
涅槃経 五品 天台等
八十入滅 初依
六根
人四依 第二依 初地已上 竜樹菩薩等
第三依
第四依 等覚菩薩
天竺 十四五六巻
十住毘婆沙論に云く [竜樹菩薩造羅什三蔵訳]
難行道 譬えば陸路を歩行せば苦なれども
不退地 易行道 水道を船に乗れば則ち楽なるが如し
十仏百三十余菩薩並に阿弥陀仏等
曇鸞法師[斉世]本三論宗の人なり浄土論註二巻を作る
道綽禅師[唐世]善導の師なり安楽集二巻を作る
安楽集に云く「大集月蔵経に云く我が末法の時の中の億億の衆生起行修道すとも未だ一人も得る者有らじ
当今末法は是れ五濁の悪世なり唯浄土の一門のみ有つて通入すべき路なり」と
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