日蓮大聖人御書全集 創価学会版
(ポケット版御書)

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一代五時図

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此等を説くと雖も未だ難しと為すに足らず若し須弥を接つて他方無数の仏土に擲げ置かんも亦未だ難しと為さず若し仏の滅度に悪世の中に於て能く此の経を説かん是れ則ち難しと為す、諸の無智の人の悪口罵詈等し及び刀杖を加うる者有らん我等皆当に忍ぶべし悪世の中の比丘は邪智にして心諂曲に未だ得ざるを為れ得たりと謂い我慢の心充満せん或は阿練若に納衣にして空閑に在って自ら真の道を行ずと謂いて人間を軽賎する者有らん利養に貪著するが故に白衣の与に法を説いて世に恭敬せらるること六通の羅漢の如くならん常に大衆の中に在つて我等を毀らんと欲する故に国王大臣婆羅門居士及び余の比丘衆に向つて誹謗して我が悪を説いて是れ邪見の人外道の論議を説くと謂わん濁劫悪世の中には多く諸の恐怖有らん悪鬼其身に入つて我を罵詈し毀辱せん濁世の悪比丘は仏の方便随宜所説の法を知らず悪口して・蹙し数数擯出せられん、大神力を現し広長舌を出して上梵世に至らしむ諸仏も亦復是の如く広長舌を出し給う。

依報不依人 文殊普賢観音地蔵等竜樹菩薩善無畏弘法慈覚法蔵嘉祥善導等なり

一日一夜 依義不依語

涅槃経 依智不依識

八十入滅 依了義経 法華経

不依不了義経 観経等

大日経等

深密経等

華厳経等

般若経等


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