日蓮大聖人御書全集 創価学会版
(ポケット版御書)

[目次]

御義口伝

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 勧持品十三箇の大事  安楽行品五箇の大事 涌出品一箇の大事

寿量品二十七箇の大事 分別功徳品三箇の大事 随喜品二箇の大事

法師功徳品四箇の大事 不軽品三十箇の大事 神力品八箇の大事

嘱累品三箇の大事 薬王品六箇の大事 妙音品三箇の大事

普門品五箇の大事 陀羅尼品六箇の大事 厳王品三箇の大事

普賢品六箇の大事 無量義経六箇の大事 普賢経五箇の大事

已上二百三十一箇条也此の外に別伝之有り具さに之を記し訖ぬ。

*御義口伝巻上 日蓮所立自序品至涌出品

 序品七箇の大事

第一如是我聞の事 文句の一に云く如是とは所聞の法体を挙ぐ我聞とは能持の人なり記の一に云く故に始と末と一経を所聞の体と為す。

 御義口伝に云く所聞の聞は名字即なり法体とは南無妙法蓮華経なり能持とは能の字之を思う可し、次に記の一の故始末一経の釈は始とは序品なり末とは普賢品なり法体とは心と云う事なり法とは諸法なり諸法の心と云う事なり諸法の心とは妙法蓮華経なり、伝教云く法華経を讃むると雖も還つて法華の心を死すと、死の字に心を留めて之を案ず可し不信の人は如是我聞の聞には非ず法華経の行者は如是の体を聞く人と云う可きなり、爰を以て文句の一に云く「如是とは信順の辞なり信は則ち所聞の理会し順は則ち師資の道成ず」と、


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