日蓮大聖人御書全集 創価学会版
(ポケット版御書)

[目次]

富士一跡門徒存知の事

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 一本迹弘経要文[上中下三巻]撰時抄の意に依つて之を撰ぶ。

 一漢土の天台妙楽邪法を対治して正法を弘通する証文一巻。

 一日本の伝教大師南都の邪宗を破失して法華の正法を弘通する証文一巻。

 已上七巻之を集めて未だ再治せず。

 一、奏聞状の事。

 一先師聖人文永五年申状一通。

 一同八年申状一通。

 一日興其の年より申状一通。

 一漢土の仏法先ず以て沙汰の次第之を図す一通。

 一本朝仏法先ず以て沙汰の次第之を図す一通。

 一三時弘経の次第並びに本門寺を建つ可き事。

 一先師の書釈要文一通。

 一、追加八箇条。

 近年以来日興所立の義を盗み取り己が義と為す輩出来する由緒条条の事。

 一、寂仙房日澄始めて盗み取つて己が義と為す彼の日澄は民部阿闍梨の弟子なり、仍つて甲斐国下山郷の地頭左衛門四郎光長は聖人の御弟子なり御遷化の後民部阿闍梨を師と為す[帰依僧なり]、


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