日蓮大聖人御書全集 創価学会版
(ポケット版御書)

[目次]

和漢王代記

<前 P0604 次>


        南三北七[江南なり]の十師[江北なり]

        曇鸞法師浄土宗を立つ

        禅宗渡る 達摩大師なり

        摂論亘る 南北

梁       地論亘る 南北

        別時意趣の法門出来す

   末

      南岳大師亦恵思禅師と云う[観音の化身なり道宣の感通伝に出ず]

   始      六根浄の人日本の浄宮太子是なり

          天台大師の御師なり

陳    日本に伝教大師と生る

          亦智者と云い

   天台大師   亦智・と云い

          亦徳安と云い

隋    此の御時南三北七並びに前五百余年の人師三蔵所立の十師の義を破し始めて五時八教三観六即十境十乗を立て小釈迦と号す、進では天竺の論師にも超え退ては震旦の人師に勝るなり、玄義の三に云く故に章安大師の云く「天竺の大論尚其の類に非ず震旦の人師何ぞ労しく語るに及ばん


<前 P0604 次>


満月城岡山ポケット版御書